Brand Story

初めまして、Jun Jewelryと申します。ジュエリーの販売を行っております。

この度は、弊サイトへお越しいただき、誠にありがとうございます。


現代を生きる私たちは、多岐にわたる人間関係の中で日々を過ごしています。


こうした日々を過ごすうち、年齢や立場にふさわしい、質の高いあり方が常に求められます。単に欲するままに衣服を選び、食事を摂るだけでなく、食卓の設えや嗜好品、あるいは住まいに至るまで、相応の品格と水準が期待されるものです。周囲との調和を保ちつつも、同時に個性を表現する細やかな配慮なくしては成り立ちません。


ことさら身だしなみは、他者の目に触れる機会が多く、この「生活の質」が如実に表れる重要な要素であると心得ます。


そしてファッションの中でも、ジュエリーは生活の質と独自性の両立を叶える上で不可欠な存在です。「細部に神は宿る」と申しますが、フットウェアやキャップ、バッグといった細かい装飾への心配り、とりわけ身につける方の品格を克明に示すジュエリーは、ごまかしが効かず、その真価がありのままに表れるものです。さらに、個性を際立たせる観点からも、独自の魅力を放つアイテムを身につけることは、ご自身のスタイルを確立する上で極めて有効であると考えております。


このような認識のもと、私自身が実際にジュエリーを探し求めた際、期せずして幾つかの課題に直面することとなりました。


街中で見かける安価な製品は、確かに可愛らしいデザインも多いのですが、樹脂にメッキを施している製品等、どうしても安っぽさが目立ってしまいます。中学生や高校生が身につける分には問題ないものの、20代以上の方々の社会的な立場を考慮すると、品格を損ねかねないという懸念がございます。せっかく高価な服を着ていても、細部にまでこだわりがなければ、全体の印象が台無しになってしまうことも珍しくありません。

さらに、安価であるがゆえに、壊れたりなくしたりしてもさほど気にならないという特性は、かえって製品への愛着が育まれにくく、所有する満足感を得られないという問題点もはらんでいます。


一方で、ハイブランドのジュエリーもまた、目にすることが多いでしょう。これらの製品は品質が良いのは確かですが、デザインが派手であったり、過剰な装飾が施されていたりするため、日常使いには不向きな場合が少なくありません。また、「ハイブランド」というだけで、周囲に自身のステータスを誇示しているように受け取られ、予期せぬ人間関係の齟齬を生む可能性もございます。


加えて、高い認知度と人気を誇るため、着用している方も多く、個性を表現しようとしても「大衆的」になってしまいがちです。そして、高価格であるゆえに、破損や紛失の際の経済的損失が大きく、そのリスクを恐れてジュエリーボックスにしまい込まれたまま、使用頻度が減り、結果として愛着が湧かず、所有する満足感を得られないといった状況に陥ることもございます。


また、手頃な価格帯であっても妙に安っぽさが際立ったり、制作者の個性が強く出すぎてしまい、日常の装いに調和しにくいもの、あるいは素材へのこだわりが強すぎて、かえってさりげなさが失われ、生活に溶け込みにくいといった側面が見受けられます。

かかる背景に鑑み、多くの方が高い品質と手の届く価格帯を両立させ、調和の取れたデザインのジュエリーをお探しである様子が、浮かび上がってまりました。この課題の解決のためには以下の条件が不可欠であると確信しております。

・素材の質: 確かな品質の素材を使用していること。

・価格帯: 高すぎない適正な価格であること。

・高級感の保持: ジュエリーとしての品格と高級感を損なわないデザインであること。

・実用的なデザイン: 日常使いに適した、汎用性の高いデザインであること。

・個性の表現: 身につける方の個性をさりげなく引き立てる独自性を有していること。

・持続的な愛用: 長く使い続けられる耐久性と愛着が湧くような魅力を持っていること。

安価なものに感じる物足りなさや、ハイブランドの持つ扱いづらさ。この隙間を埋め、既存の課題を克服し、皆様の日常に溶け込み、永くご愛用いただける実用性と普遍的な価値を持つジュエリーを創造すべきであるという想いが、私がこの度、ジュエリーブランドを立ち上げる決意を固めた理由でございます。


至らぬ点もあろうかと存じますが、皆様にご満足いただけるジュエリーをお届けできるよう、尽力してまいる所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


Jun Jewelry